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[No.30] 「笑いは最高の抗ガン剤!」 いのちの落語『病院日記』より 投稿者:   投稿日:2005/03/05(Sat) 06:56
[関連記事URL:http://www.kenbijin.com

 「笑いは最高の抗ガン剤!」
夜の食事の後片付けをしていると、TVから聴こえてきた。
ハッとして、手を止めてTVに見入った。
≪奇跡の体験 アンビリバボー≫という番組での、【いのちの落語『病院日記』】の”高座”風景である。
千葉県にお住まいの樋口強さん。
創作落語『病院日記』は、樋口さんが9年前に肺小細胞ガンになられて、その苦しい闘病体験から生まれたという。

TVは、年に一度の高座に集まる人々の、明るい笑顔を写す。
ガン患者とその家族を招待しての「いのちに感謝の落語独演会」開催風景は、笑いに包まれていた。

 「隣の人が笑ったら、とりあえず笑っておこうと・・・」(笑)
 「笑いは、NK(ナチュラルキラー)細胞を増やすらしいです。NK細胞は、ガン細胞ををやっつける武器です・・・」

現在入院中の方も当然おられて、この落語会に来るために何日も前から調整をして来られたり、
遠くからは付添い人と共に1泊して参加されるという。

TVでは、樋口さんの日々を振り返る。
医師からガン宣告を受けても、仕事のスケジュールしか頭になかったという、まさに「アンビリバボー」な樋口さんの猛烈社員振りが描かれていた。
大学の落研(オチケン)こと「落語研究会」で出会われたという奥様の支えが、勝れて力強い。
名看護は、患者の生きる力を活性させるというが、倒れた企業戦士を、待ってましたとばかりに笑顔で支える。
「私がついているでしょう!!」と。

手術後の闘病生活は当然苦しく、奥様の心遣いの落語のテープを、最初は聞く気にもなれなかったという。
ベッドで塞いでいるときに、ふと思い出して、お気に入りだった懐かしい落語のテープを聞いてみた。
名人の話芸にひきこまれ、面白さに笑っている自分がいた。
学生時代は、ネタを覚えたり呼吸を盗んだりと、研究対象であった落語だが、今は、心から笑っていたそのことが、自分自身の元気を支えていることに、気付かさせてくれたのだ。

退院の後、家を改築されて、これからの二人の人生を充実させようと力を合わされている姿が、まぶしく美しい。
樋口さんは、抗ガン剤治療の副作用のためか、完全とはいえないご様子だが、それでも落語の笑いはシャープである。

 「夫婦で、何でも隠さずに話します、当然喧嘩もよくします、最後は私が勝つんです・・・落語やってますから。」(笑)
 「今、うちの家内が考えていること、大体分かってるんです・・・口がしびれる抗ガン剤さがしてます。」(爆笑)拍手。

落語の風刺や諧謔によって鍛えられた笑いが、免疫を高め、その免疫が新たに学習し、より活性化されて「いのちの落語」となり、周囲の方の免疫をも、高め続けている。
 
「笑いは最高の抗ガン剤!」

心からそう思う。


 ※ここで引用した落語のセリフは、抜粋した一部です。『病院日記』(CD付き)は本になっています。ご一読(聴)下さい。


[No.31] Re: 「笑いは最高の抗ガン剤!」 いのちの落語『病院日記』より 投稿者:ARI  投稿日:2005/03/20(Sun) 15:03
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先ほどはお電話ありがとうございました。お試しを一つ注文させていただきますが、元来私乳製品などでおなかが緩くなるので心配です。
ここ数日間夜も寝れなく、体重も4キロ落ちました。仕事も22日の入院で25日の手術と決まっています。
この日記を見せてもらうと、私が笑うことがここ数年なかったように思います。仕事もそうですが、心の底から笑ってないなぁと思います。
自然な免疫力を高めてNK細胞やNKT細胞が活発に動くことを期待したいのですが、この数日間の落ち込みでまた進行していないかと心配です。
こんなはずではなかったと悔やむ毎日がいけないのですね。負けてたまるかの気持ちでがんばることが大切なんだと自分に言い聞かせます。
TFを持ってがんばってきます。


[No.1145] Re: 「笑いは最高の抗ガン剤!」 いのちの落語『病院日記』より 投稿者:吉田真由美   投稿日:2011/05/06(Fri) 10:57
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>乳がんの局所再発、二度目です。前回全摘しなかったのが悔やまれ
ます。今回は、肺に転移病巣があるような。PET検査を受ける予定で
す。転移だったら困ったものです。
肺がんと聞いて、樋口さんの公演を聞いたのを思い出しました。「笑
いは、最高の抗がん剤!」6年前の盛岡です。ほんとに笑うことのない
生活を送っています。無口な夫との会話もないので、笑うこともないの
です。心置きなく話せる友も少ないです。
癌に罹患しても命長らえる人、そうでない人の違いは何なのか不思議
に思います。
夫は、健診で前立腺がん(局所進行がん)が見つかり、術前治療中、
妻の私は、3度目の乳がん。性質のいい予後のいい癌と安心していまし
た。1年経過して、またの癌。恨みの心が一番いけないのですが、元主
治医(30代)が憎いです。二度目の告知で、即時、転院を願いました。
初発は、夫の転勤先のA市でした。
樋口さん助けてーと叫びたいです。私に残された方法は、食事療法と
日々に笑いをとりいれること今生きていられることに感謝できる明るい
人間に変身することだと思っています。CD買って元気になりたいです


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以上は、吉田真由美様から、2011/04/01(Fri) 21:58に投稿して頂いたものです。
迷惑メールの集中攻撃で、本日「日記」アドレスを更新し、こちらでアップいたしました。
※「日記」管理者:岡田麗和