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[No.508] ≪犬・猫 ペットの健康≫ 岡谷動物病院:佐々木先生のお便り 投稿者:   投稿日:2007/10/01(Mon) 18:14
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最近、ペットの健康へのご相談が、日に日に増えています。

例えば、
「服用させるのは、犬です。病名は悪性黒色腫で食欲はあります。元気もあり、散歩も行っています。
12歳7ヶ月で年相応に過ごしています。1月と7月に口腔内の腫瘍を切除しました。転移の早い癌と言われました。
トランスファクタ−・プラスを与えたいと思いますが、服用期間と、服用量を教えて下さい。
よろしくお願いします。」(宮崎県 女性 KM様)


「3日前、愛犬が悪性のガンと診断されました。ボーダーコリー12才です。
抗がん剤治療の副作用が軽くなるとききました。犬用と言うのはあるのでしょうか?」(東京都 女性 OT様)

このようなメールや、電話でのご相談に、日々追われています。

犬や猫等のペットのご相談で感じることは、ほとんど人間の抱える病気と変わらぬ深刻さです。

トランスファーファクター(TFと略)製品をお使いいただいている岡谷動物病院の佐々木先生(獣医師)に、直接伺ってみました。
早速ご返事をいただきましたので、皆様にもご紹介いたします。


岡田(4LIfe健美人 代表):
「先生、お伺いさせて頂いてよろしいでしょうか?
ペットの病気ですが、大型犬、中、小型犬など種類によって、病気の傾向があるのでしょうか?
こちらで受けるご相談からの印象ですが、中・大型犬には肉腫や骨の癌、小型犬はアレルギーやリンパ腫など。
全体に乳癌、前立腺癌なども増えているようです。人間と同じく、ストレス社会、食生活(餌の与え方)の反映でしょうか。

又、仔猫に多いのですが、貰った時(或いは買った時)から、すでに猫エイズ(FIV)や白血病(FELV)に罹っているケースが多いようです。
これは、どうしたものでしょう?
※生まれてすぐにFIVと白血病を併発しながら、TF製品の併用で、3歳に成長した猫もいます。

人間に比べてペットは世代交代が速いため、遺伝子の損傷・撹乱を受けやすいと、聞いた事がありますが、いかがなものでしょうか?」


佐々木厚先生(長野県 岡谷動物病院 獣医師):

●ペットをとりまく環境
「・・・日本人は3人に一人はがんで亡くなり死亡原因のトップはがんです。
犬も猫も3頭に1頭はがんで亡くなり、死亡原因のトップであり、年々増加しています。
次は、心臓病・肝臓病・腎臓病・糖尿病・アレルギー・免疫疾患・痴呆などの脳疾患です。
ですから、まったく人間と病気が同じになっています。

これからは、定期的なドック・早期発見・早期治療・生活習慣病の予防が最重要になってきます。
原因は、なんといっても高齢化社会になったことです。
また、獣医師やペットショップ・ブリーダーにも、FIVやFELVを撲滅する意識がまだまだ低く、
治療やワクチンを打たなかったり、中性化せずに外で交配させて、喧嘩や交配で不幸な子猫のFIVやFELVが増加しています。

治療は困難ですから、人間と同じように予防を徹底することです。
避妊去勢を行い、白血病のワクチンを打ち、室内で飼うことが大切になってきます。」

●TF製品への期待
「僕自身も、発売当初からTFプラスをずっと飲んでいます。
そのようなことを踏まえて、犬・猫・小鳥・エキゾチックアニマル等に投与するようになりました。

TFやTFプラスの効果は様々であり、個体差が大きいのは事実ですが、自分自身の飲み続けた効果の実感と、
効果が明らかに見られるものが存在すること、副作用の経験が無いことが特徴として挙げられます。

僕は、西洋医学と東洋医学と代替療法の良いエッセンスを組み合わせて、動物を一つの生命体として全体を診る「統合医療」を実践していますが、
これからもこの姿勢を貫いていくつもりです。

これを機会に、TFも含めて安心される飼い主さんが増えることを期待しています。」

●付記
「TFを投与している病院はまだまだ少ないのが現状です。
どんどん使用例を増やしてきちんとした評価をすべき非常に有効性の高い、可能性を秘めたサプリメントです。
どんどんPRして進めてください。

HPでも使用している動物病院検索・一覧サイトを作ってオーナーが近くで探せるようにして欲しいものです。」

≪ご紹介≫
佐々木先生は、長野県岡谷市の「岡谷動物病院」の院長先生です。
犬・猫の転移が起きた進行がんに対する、「免疫療法=活性リンパ球療法」を専門病院との提携でされています。
又、日本動物病院福祉協会(JAHA)の「外科認定医」に2007年9月に合格されました。
今後は認定医として、より優れた診療と後輩の指導とともに、来年は、「内科専門医」を目指しておられます。
(岡谷動物病院HPより)



佐々木先生の様な良心的な獣医師に出会った動物や飼い主はとてもラッキーですが、まだ、TFの認知度は低いのが現実です。
電話でご相談いただく皆様は、本当に切実で、時には涙声で切々と訴えてこられます。
最初は劇的に効いたステロイド剤も、長期連用は徐々に患者(ペット)の免疫力の総合的な低下を惹き起こします。
免疫力の回復の見通しもない状態での手術や治療は、当然ながらいかに手を尽くしても、効果は期待できません。

涙ながらに、「(ペットを)二度と辛い目に合わせたくないので、治療にTF製品を加えてみようと思います。」
と語られた飼い主の痛切な思いが、心に残ります。

最近は、各地の先生方からもTF製品をご注文をいただくようになってきました。
治療から予防へと、TFの果たす役割はますます重要になる事でしょう。

【注】文中の【TF製品】とは、【トランスファーファクター】、【トランスファーファクタープラス】、【TFペットコンプリート(犬・猫用】)など、トランスファーファクターTFを含む製品の総称です。