サポニンとは？ サポニンの働き

• サポニンの働き

サポニンとは、構造的にはトリテルペンやステロイドにオリゴ糖が結合した配糖体の一種であり、シャボン玉のシャボンと語源は同じ「泡立つ」という意味です。

サポニンは、分子の中に、水になじむ部分(親水性)と油になじむ部分(疎水性)の両方を持っているため、石鹸と同じように油を溶かし、水で洗浄できる界面活性作用があります。したがって、サポニンはヒトの食物中でコレステロールの吸収を抑制するなど健康上有用な物質の一つです。

サポニンを多く含むものでは大豆が有名です。大豆サポニンは、自然治癒力を高める働きがあります。

サポニンは、大豆のほかには、小豆やウーロン茶、アスパラガス、高麗人参などに含まれています。