|
|
ソルビトールとはブドウ糖の還元によってできる糖アルコールの一種で、ナナカマドの赤い実からブシニョー(フランス人)により約100年前に存在が確かめられたため、ナナカマド属(ソルブス)の名をとってソルビトールと名付けられました。 ソルビトールとは、梨、りんご、プラムなどの果実類に含まれている化合物です。自然界のりんごや梨などのバラ科の植物では、葉で光合成された糖質がソルビトールの形で果実に移行し、そこでブドウ糖や果糖、ショ糖などに変換・蓄積されます。「蜜入りりんご」は熟度がすすんで、ソルビトールが果肉に蓄積された状態を言います。 ソルビトールは砂糖の約60%の甘味度をもち、口中で溶ける時の吸熱により、さわやかな冷感があることから食品添加物として用いられ、食品添加物としてはトウモロコシより抽出します。
ソルビトールはすぐれた数々の特徴と安全性、他の糖類に比べて発酵しにくい、脂質の酸化を防止、でんぷんの老化を防ぐ、タンパク質を安定化させるなどの特性があるため、広く食品に使用されていますが、例えばキャンデー類、チョコレート、生菓子、カステラ、まんじゅう、ハム、ソーセージ、かまぼこ、佃煮などなどに添加されています。 ソルビトールは、医薬品にも各種内服薬、各種注射薬、糖尿病患者用甘味料などに使われています。
エナジースティックス トランスファーファクターハミガキ |
このページのTOP |