過度のファストフード依存

トランスファーファクターの自然治癒力【4Life健美人】
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”ファストフード国家”がもたらすもの
2007年06月08日

かつて米国人は、世界で最も長身でした。ところが今では、西欧人や北欧人よりも、短身かつ肥満体になっているそうです。実際、統計上でも、米国人は現在、いがいにも先進国の中で、最も背の低い国民の部類に入るそうです。

身長は、社会や経済環境の中で、人体がいかにうまく機能しているかを示す指標の一つです。通常、国民一人当たりの所得と、国民の平均身長の間には、強い関係が存在します。
戦後、国民一人当たりの所得が伸び、豊かになるにつれ、比例して日本の国民の平均身長も伸び、アジアの他の国の平均身長を超えたのは、その良い例です。

では、世界で最も豊かであるはずの米国人の身長が、年々低くなっているのは何を物語っているのでしょう?裕福になっても、米国人の背丈が伸び悩んでいる原因は一体何でしょうか?
これは移民の増加による変化ではありません。米国生まれの白人の身長の推移だけを見た場合でも、同様だからです。さらに、注目すべきは、白人の富裕層の背も低くなっているという事実で、もはやこれは米国全体の現象でしょう。

米国人の身長が伸び悩んでいる原因は、米国人のライフスタイルに何らかの欠陥があることを示しています。

米国を代表する経済学者ポール・クルーグマンは、その原因の一つに、「米国が完全なる”ファストフード国家”になっている事実」をあげています。
続けて彼は、「ファストフードへの依存傾向は、米国人が働きすぎで、家族と過ごす時間が少ない事実を反映しているのかもしれない。実際、米国の一人当たりの所得が高いのは、米国人が欧州人より何倍も長く働いているためでもある。さらに、より広い視野で浮かび上がるのは、米国の現代社会が、あらゆる意味で子供をないがしろにしている事実だ」と分析することで、米国人のライフスタイルの欠陥が、米国人の身長の伸び悩みだけではなく、短命傾向にあると警鐘を鳴らしています。

”常に何かに追われている親たち、なおざりにされている子供たち、ファストフードへの依存”、どこかの国もそっくりになってきました。
この現象、身長の伸び悩みだけが問題ではありません。身長が伸び悩んでも死ぬことはありませんから。問題の深刻さは、この現象によって多くの方々が、免疫バランスを崩す環境にさらされるということです。


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