ブータン政府が進める国民総幸福量(GNH)

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「国民総幸福量(GNH)」という考え方
2007年06月08日

私は、若いころに数年タバコをたしなんでいました。あるきっかけで禁煙を試み、早30数年が過ぎました。タバコをたしなむかどうかということは、極めて個人的な嗜好の問題なので、デリケートな問題です。
が、健康、とりわけ免疫力の立場から考えた場合、体に良くないことだけは確かなようです。

ヒマラヤ山脈の険しい頂に囲まれた、スイスほどの大きさのブータン王国は、世界有数の美しい国というだけではなく、2004年世界で初めて全面的に禁煙を実施した国でもあります。
ブータンはもともと宗教的、文化的にタバコに対するアレルギーが強かったために、禁煙を実施しやすい状況にあったとはいえます。それをブータン政府は、政策的により厳しくしました。
タバコの販売は国内では一切禁止されており、外国から持ち込む場合には200%の関税が徴収されます。また、公共の場で喫煙した場合、232ドル(国民の平均月給の2カ月分)の罰金が科せられるそうです。

ブータン政府がこのような、喫煙者にはとてもつらい世界初の「禁煙」政策を推し進める意図は何でしょうか?
ブータン政府は経済的な指標である「国民総生産(GNP)」に対して、国民の健康や幸せの度数を計る、「国民総幸福量(GNH)」という考え方を推進しているからです。

タバコ喫煙の全面禁止の是非(誤解のないように弁明をしておきますと、私個人は、喫煙全面禁止に賛成するほど、暴力的ではありません)は、少し置くとして、われわれが住む現代のストレスの多い社会、昨今の「年金問題」の庶民いじめ、庶民無視などを見るにつけ、「国民総幸福量(GNH)」の考え方は、非常に参考になるような気がしますがいかがでしょう。


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