カルシトニンとは? カルシトニンの働き

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カルシトニンは、サケの甲状腺から発見された骨を溶かす力を抑制するホルモン

カルシトニンとは?

  • カルシトニンの働き

カルシトニンは、サケの甲状腺から発見されたホルモン。破骨細胞に直接働き骨を溶かすのを抑制するただ一つの分子量3,600、アミノ酸32個から成るペプチドホルモンです。
サケやウナギのカルシトニンは活性が高いために薬の原料としても活用されています。

ヒトでは、主に甲状腺C細胞より分泌され、副甲状腺ホルモンとともにカルシウムの調節にかかわり、血中カルシウムを低下させる働きがあります。




骨の代謝

●骨吸収と骨形成。生まれ変わる骨
大人になると骨は固まって変化しないように見えますが、実際には約3〜5カ月サイクルで新しい骨ができ、1年間に骨全体の約30%が生まれ変わります。
骨の細胞には、破骨細胞(骨を溶かす細胞)と骨芽細胞(骨を造る細胞)があります。古い骨が新しい骨に生まれ変わるときは、まず破骨細胞が古い骨を溶かします。この古い骨を溶かすことを「骨吸収」といいます。

次に、骨芽細胞がコラーゲンなどを骨の表面に分泌して修復し、そこにカルシウムが付着して新しい骨が生まれます。この新しい骨をつくることを「骨形成」といいます。
私たちの体内では、「骨吸収」と「骨形成」が連続して行われ、骨が生まれ変わっています(骨のリモデリング)。「骨吸収」と「骨形成」のバランスがとれていれば、骨の健康は維持されますが、バランスがくずれて「骨吸収」が強くなると、骨は弱くもろくなります。

●ホルモンによって調節されるカルシウム代謝
血中カルシウム濃度の調整を行っているのが、ホルモンやサイトカインです。ホルモンの中では副甲状腺ホルモン、カルシトニン、活性型ビタミンD、エストロゲンなどがこれにかかわっています。

血中のカルシウム濃度が下がると、副甲状腺に副甲状腺ホルモンを分泌する指令が伝わり、骨吸収が促進されて骨からカルシウムが溶け出します。このままでは骨のカルシウムは不足する一方なので、同時に腎臓に活性型ビタミンDをつくるよう指令が出て、この結果、腸管からの血中カルシウム吸収が高まります。反対に血中カルシウム濃度が上がりすぎると、甲状腺からカルシトニンが出て骨吸収を抑制します。この結果、骨からカルシウムが溶け出すのが抑えられます。
このように各種ホルモンが骨の新陳代謝をうまくコントロールしています。

  • カルシトニンを含む製品






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